見た目も悪ければ持ち主の負担にもなる“でっぷり肥えた”サイフのダイエット法!

ライフハック

 現金のほかにクレジットカードやポイントカード、メンバーズカードなどいろんなモノを収容しなくてはならない今の時代のサイフは、知らず知らずのうちにでっぷりと肥え太ってしまう。肥大化したサイフは見た印象が悪いばかりか、当人にとってもさまざまなデメリットを与えているというが……。

■“肥え太ったサイフ”の5つの弊害

 各種のカード類はもちろんのこと、未処理の領収書やレシート、名刺やメモ類など、油断しているとアッという間に“成長”してしまうサイフだが、こまめにスリムに保っておかないことには無視できないデメリットがある。

1.見た目が良くない
 バッグやポケットから突き出して存在感を誇って(!?)いるサイフはなによりも見た目が悪い。少なくともスマートな印象は与えないだろう。特に女性にはさらに悪い印象を与え持ち主の評価を下げるということだ。

2.姿勢が悪くなり腰痛の原因になる
 尻ポケットにこうした分厚いサイフを挿したまま生活を送っていると姿勢が悪くなるといわれている。特に椅子に座った時に腰が少し捩れ、長期的な観点から見ると腰痛の原因になる可能性がある。

3.服にダメージを与える
 せっかくのお気に入りのジーンズを履いていても、分厚いサイフのせいでポケットが変形するなど服にダメージを与える。そしていくら身だしなみを整えても、このサイフの“突起”のおかげで服装のシルエットが台無しになってしまう。

4.そもそも今の社会は現金の必要性が低い
 もしもの時のために幾らかの現金を持っておくことは必要だが、いまの時代はほとんどの買い物がクレジットカードやスマホ決済などで事足りる。特に海外旅行では現金を両替して手数料を取られることもなければ為替レートが良くなることも多く、現金よりも有利である。

5.スリに遭いやすい
 分厚いサイフで尻ポケットをパンパンに膨らませて人混みの中を歩いたり電車に乗ったりすれば当然ながらスリに遭いやすくなる。そして大きいということは重要なカード類も多く収容されているわけであり、そのぶん盗まれた時のダメージも大きくなる。

6.生理整頓されていないことのあらわれである
 サイフが厚いというのは、商取引行為に関する情報が整理されていないことのあらわれである。自宅や勤務先のデスクで保管しておいても問題ないカード類も多いはずだ。

 分厚く肥え太ったサイフには厳しい目が向けられているばかりか、当然ながら持ち主とって実に厄介な代物なのだ。

■効果的なサイフのダイエット、5つのステップ

 ではどうやって丸々と肥えてしまったサイフの“ダイエット”をすればよいのか? 大原則として本当に必要なモノしか持ち持ち歩かないということに尽きるのだが、それを達成するにはいくつかのステップがある。

1.日々の生活に絶対に必要なモノは何かを吟味する
 現金の他にクレジットカードや免許証、保険証、交通系ICカードなど絶対に必要なモノを割り出す。計画的に現金を下ろしている場合は常にキャッシュカードを持ち歩かなくていいかもしれないし、いったん帰宅してから買い物をしている場合はスーパーのポイントカードなども携行する必要性は薄い。また会社の周囲でしか利用しない店のポイントカードなどは、会社に置いたままでもいいだろう。こうして抜本的に突き詰めてみることが必要だ。

2.なぜレシートや割引券などをサイフに入れるのか
 領収書やレシート、何かのクーポン券などもサイフを膨らませる張本人だが、サイフに入れなくてもカバンに入れておけばいいケースも多い。条件反射的に何でもサイフに入れる行為を一度見直してみる。

3.サイフは名刺入れや写真ホルダーではない
 名刺を保管したり、家族の写真を入れるのはサイフ以外のものにしたい。貰った名刺をサイフにしまわず名刺入れに入れ、家族の写真は持ち歩かずにフォトフレームに入れ、職場のデスクやロッカーなどに置いても良いのではないだろうか。

4.スマホ決済アプリを使う
  スマホを活用している向きには言うまでもないことだが、スマホ決済アプリや各種の電子マネーアプリを使うことで携行するカード類を大幅に減らすことができる。

5.小さいサイフに買い換える
 究極の選択ととしてサイフを“ダイエット”するのではなく、小さく薄いサイフに買い換えることもぜひ検討してみたい。

 こうしたことを考慮してみることで、サイフをさらに薄く軽くできるのではないだろうか。

参考:「Lifehack」、「The List」ほか

文=仲田しんじ

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